子供たちの未来をみるからメンタルが高まる

結果がだけ求める指導者は
うまくいきません。

特に選手にとって
その後の人生にも
影響与えるのが
指導者です。

だからこそ、
結果しか求めないのは
指導者として私は
失格だと思ってます。

本質を理解する指導者は
子供たちの未来を
見ていると思ってます。

未来を見ると言う事は
その子たちが今ここで
どんな基礎を学んでくれるのか?
というのを見てくれていると
私は思います。

「基礎があれば
どんな所でも活躍できる」

そういった子供たちを
輩出していくことに
目を向けられるのが
素晴らしい指導者だと
私は思ってます。

なぜ、
ここまで話すかというと、
親御さんから悲痛の叫び声が
メールで届くからです。

先日は、
摂食障害で部活を辞めた方や
指導者のイジメが原因で
学校を休学する人もいます。

本当にこれでいいのか?
学校の先生は彼らの
未来まで見てないのか?
と怒りがこみ上げてきます。

しかし、
指導者にお会いすると
指導者の悲痛な立場が見えてきます。

特に指導者は、
その場その場で結果を
求めざるおえない状況です。

その大きな理由として、
私立校では強化スポーツは
学校ビジネスを運営する上で
大切だからです。

例えば、
甲子園や高校サッカーは
大手メディアに出ることがあります。

そこで、
知名度が上がり、
一般生徒の入学に
大きな影響を与えます。

もちろん、
全ての私立校だと思いません。
一部の学校はその傾向が色濃く
あると思ってます。

また、
クラブチームも一緒です。
生徒さんが増えることで
売上が上がるチームは
生徒を増やす為には
結果による説得力が
一番だと思います。

こんな風に、
結果主義になる背景には
利得が見え隠れしている訳です。

そういった視点で考えると、
お子さんや選手って
客寄せパンダになりかねない訳です・・・

結果を求めるのであれば、
そういった選手を集めるのは
いいのかもしれません。

また、
そういった人たちに囲まれて
練習したいのであれば
それはそれでいいと思います。

しかし、
そうではない方にとっては、
ちょっと苦しい環境です。

結果だけで
人から判断される習慣を
成長期である中学や高校時に
体験させることが
本当に大切なのでしょうか?

ある程度は必要かもしれませんが、
それよりも成長していくこと。

そして、
社会に出た時に
立派な人間として
育ってくれることが
Jr.アスリートの育成で
最も大切なことでは
ないのでしょうか?

同じ気持ちをもった
指導者を増やしていくためにも
今日もセミナーを
細々と開催します。

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