こんにちは。スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。本日もスポーツメンタルを学ぶ学校Spaceについて皆さんにご説明していきたいと思います。前回は「日本人は勉強する時間が短い」や、「知識が宝の持ち腐れになっている」ことをお伝えしました。
今日は情報や知識をどのようにしたら知恵に変えていくことができるか?その具体的な方法について皆さんと一緒に学んでいきたいと思います。
まず皆さんに知って欲しいのが、「インプット」と「アウトプット」という言葉です。皆さん聞いたことはありますでしょうか?最近だとそういったインプットやアウトプットに関連する書籍もたくさん出てきました。
私達人間は知識を学ぶことをとても欲している動物と言っても過言ではありません。それくらい知識を欲してます。知識がったからこそ発展することが出来ました。
その上で、インプットとアウトプットのバランスが重要だと言われています。昔に比べて圧倒的に情報量が増えた世の中だからこそ、アウトプットの方が大事なのです。また、単純にインプットすれば良いのではなく適切なアウトプットが重要になってきます。
その際に大事になってくるのがインプットです。正しくインプットできるかどうか?意外と盲点になることであり重要になってきます。更にはそのインプットした情報を基にアウトプットしていかなければいけないのですが、スポーツメンタルを学ぶ方々というのは圧倒的にこのアウトプットの量が足りないと私は思っています。
実際に私はスポーツメンタルコーチ資格講座を開催し続けて150人以上卒業生が出ています。開催を始めたのが2014年になります。おかげさまで今もこうやって年に2回開催し細々と続けることができています。せっかく資格を取ったのだけれども、アウトプットできる環境がないと困ってらっしゃる方もいて、毎月勉強会を開催したり、どこかの小中学校にお願いをしてコーチングを提供する場所も提供しています。それくらいアウトプットというものが非常に重要になります。
では何対何でどれくらいインプットが重要なのか?インプット何割に対してアウトプットはどれくらいやったら良いのか?ここがポイントです。皆さん、何対何だと思いますでしょうか?
実は私もこの数字を聞いた時、本当に驚きました。それがなんと、「3対7」だと。情報3割インプットしたら、それに対して7割アウトプットしていかなければならないということになります。多くの人というのはインプットの方を大事にしたがるのですが、実はアウトプットの方が最も大事になってきます。
ではどうしてこれだけアウトプットが大事なの?そこでユニークな科学的な話があります。それが「ラーニングピラミッド」です。このラーニングピラミッドは学習の定着率を測るものになります。一般的には授業を受けたり読書をしたりビデオを見たり、実際にやっているところを見た方が定着しているのではないかと思われがちなのです。しかし、ラーニングピラミッドではグループ討論、自ら体験する、更に他の人に教える方が学習の定着率に強く影響すると言われています。
私が運営しているスポーツメンタルを学ぶ学校:Spaceではアウトプットを大事にしています。ただ単純にインプットするだけではなく「人に伝える」「事例を通じて人に伝える」「実際の現場を通じて人に伝える」そういった超現場主義を通じて知識から知恵に変えていくことを皆さんと一緒にSpace上でやっています。
では得た知識を更に良くしていくためにはどうしたら良いのか?そこで重要なのが学ぶ場所です。多くの通信教育であったり、資格講座、スクールと呼ばれている場所もそうですが、一方的に学んでしまうことが多いと思います。そういった環境で学ぶとインプット過多になり、本当の学びには程遠い状態になります。しかし、オンラインコミュニティなどは気が引けたりする方もいると思います。そういった人にとって居心地の良い環境を作りたく、オンライン上で学べるSpaceというものを作りました。
オンラインで学ぶ上で重要になってくる要素が一つあります。それは、何もオンラインで学ぶだけでなく、あらゆる場面で重要になってきます。特にチームスポーツにおいては理解しておくべき重要なことです。その一つについては次回皆さんにお伝えできればと思います。今日は最後までお読みいただきましてありがとうございました。