#3 関係性の質が学びを加速させる理由

こんにちは。スポーツメンタルを学ぶ学校、学長の鈴木颯人です。今日は第3話目になります。前回はアウトプットの重要性についてお話しさせていただきました。その際にラーニングピラミッドという分かりやすい図を使い、人に教えていくことがいかに重要かということについてみなさんと学んでいきました。

 

今日はその中でも、どういった環境でアウトプットをしていったらいいのか?またどんな方法で伝えていったら良いのか?についてご提案したいと思っています。結論から伝えると、スポーツメンタルを学ぶ学校・Spaceで発信していただきたいと思っています。通常のSNSではなく。どうしてSpaceという環境が理想なのか?そして、普段の環境が私達の結果にどれだけ結びついているのか?これについて科学的に皆さんにお伝えしたいと思います。

 

まず皆さんに理解していただきたいのが、「組織の成功循環モデル」というものがあるのです。「関係性の質」、「思考の質」、「行動の質」、そして「結果の質」というものがあります。多く方はこの「結果の質」を出していくために「行動の質」を高めていきたいと考えられる方がいらっしゃいます。同じように「思考の質」を高めることによって「結果の質」を高めたいと考える方もいらっしゃいます。この「思考の質」をメンタルだと思う方は多いと思います。ただ、多くの人はそこで止まってしまう訳なのですね。実は本当に重要になるのは、「関係性の質」なんです。この仲間内の関係性や指導者との関係性をよくしようとしない、もしくは仲間や指導者との関係性を良くしようとせずに「思考の質」や「行動の質」を変えようとし過ぎてしまう可能性があるのです。

 

実際に私はスポーツメンタルコーチとしてチームに携わらせていただくことがあります。その際にチーム全体に留まらず、個人の選手たちも見ています。個人の選手達を見ていく時にトレーナーさんだったり、コーチだったり、監督さんだったり、いろいろな役割の人が個人の選手に携わっています。その際に選手1人に情報が偏ってしまうと非常に危険なのですね。というのも、選手1人に情報の交通整理をさせること自体、大変なんです。そんな無駄な時間をなくす為にも関係性がとても大事になります。

 

すると、チームの「関係性の質」を高めていくことができると自然に「結果の質」が急激に変わっていきます。私は毎月、チームごとにミーティングをさせていただいています。私自身、ファシリテーターのような役割もやっています。その中でいろいろな質問をメンバーや選手に投げかけたりします。そしてメンバーひとり一人がどのようなことを考えて今に至っているのか?根掘り葉掘り聞き、お互いを自己開示していくことにより「関係性の質」を高めていくということをやっているのです。

 

実はオンラインコミュニティ・Spaceでも全く同じことをしてます。多くの方が勘違いされるのがFacebookと同じような仕組みを使っているのではないかと考えられます。実際にSpaceで使っているシステムはFacebookを使っていません。独自のシステムを使っています。Facebookでは実名で友達申請することで過去にどんな内容を投稿したかわかります。さらにはどんな人が友達にいるかも知ることができます。しかし、Spaceでは不用意に自分のプライベートを知られることはありません。なので皆さんが普段付き合っている人達とは全く別の世界に行くことができます。

 

当然、別の世界に行きますのである種、関係性もゼロから構築していかなければいけません。例えるのなら皆さんが新しい高校や大学に入学するのと一緒です。周りの人達は知らない人達ばかりです。大学に行った時など特にそうだったのかなと思います。そうすると「関係性の質」を作っていくのはすごく大変だったと思います。そういった不安をなくすために私はコンシェルジュの人を使ったり、マネージャーが2人いるのですけれども、マネージャー2人を介したりして、入会者ひとりひとり丁寧に使い方をお伝えしております。こういった「関係性の質」を高めていくことで「結果の質」を高めていくことができるのです。

 

そして何よりも重要なのが知識というものは「知る」と「分かる」では違うのです。さらには「できる」と「している」の違いを伝えています。これは学びの6段階と言います。「知らない」からスタートした場合、最初に「知る」がきます。そして何かを知ったうえで「行動」し、実際に行動した時にいろいろな気付きが生まれます。そして気付きを得た中で技術を「習得」していきます。その技術が当たり前のようにできている状態を「習慣」と呼びます。この状態にしていく必要が何かを学ぶ際には重要になると考えています。

 

ではSpaceでは習慣化に向けて具体的にどのようなことをやっているか?気になりますよね。もちろん知識を伝えていきますし、実際に知識を使った時に行動できないと意味がありません。しかし、人によってはどうしても行動できない人もいます。では行動できないのは何故なのでしょうか?そこで考えたいのがその人にしかない「思い込みの蓋」になります。その蓋を取っ払っていくということをひとりひとりに対して、様々なワーク情報から蓋を取り除けるようにしていきます。その上で非常に重要になるのがアウトプットです。アウトプットすることで、より知識の習得が早くなっていきます。アウトプットした中で更に技術の壁が出てきます。そこで年間1000人以上のアスリートと出会って培った知識や経験を皆さんに分かりやすく伝えていきます。時にはラジオを使って全体に向けて伝えています。1人の事例が多く人達の助けになる、そんな仕組みにもなっています。それを習慣化していくために毎日皆さんにワークに取り組んでいただく、そのような仕組みがSpaceにはあります。

 

是非このSpaceで学べること、さまざまあるのですけれども、こういった仕組みがあるということをご理解いただければと思います。その中でもラーニングピラミッド、他の人に教える、気兼ねなく誰にでも関係性がより構築できている安心安全の場所、Spaceで是非、皆さんの学びを加速できればと思っております。

 

次回は更に皆さんに学んでいただいた内容をより加速させるために必要な知識というものをお伝えできればと思います。最後までご視聴ありがとうございました。

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