メンタルコーチになる為のオススメ映画
メンタルコーチ向け
ザ・エージェント
私がメンタルコーチとして活動する際に大切にしている気持ちがあります。それが、「選手の為に貢献する」です。その想いを実現する為に、ここ最近では試合を見に行くだけに留まらず選手のデータ分析まで行いながら深いコーチングを提供できるまでになりました。
選手の為に行動するって簡単そうに見えて簡単ではなかったりします。ただ、ここで一つ盲点になるのが「どこまでが選手の為なのか?」という基準を僕たちは知りません。
そこで今回ご紹介したいのが人をサポートする基準を伝えてくれる映画の存在です。「ザ・エージェント」という映画です。メンタルコーチというよりはアスリートの代理人を演じる主人公(トム・クルーズ)が営利目的だけで選手達をサポートしていました。しかし、業界の在るべき姿に疑問に思い本来在るべき姿を提案します。しかし、当然のように周りの人間や仲間に干されるのですがそこから自分の信念を信じて躍進を遂げるヒューマンストーリーです。様々な困難を乗り越えて行くのですがこの続きはぜひDVDをご覧ください(^.^)
ビリギャル
実際にあった学年ビリだった女子高生の大学受験の話。絵に描いたようなシンデレラストーリーに最後は涙が出てしまいます。ご存知の方も多いと思いますが、偏差値30のギャル(女の子)が僅か一年足らずで偏差値70の慶応義塾大学に現役合格するというお話です。なんと、この話、実話なんです。実際にモデルとなった学習塾があり、そのモデルになった先生が情熱大陸で紹介もされてました。実はこの方、心理学を巧みに利用して生徒たちのモチベーションを上げる工夫をされていたそうです。中でも、「〇〇は出来ない」という思い込みを解く天才的な伝え方がとても魅力的でコーチングに活かせると思います。また、褒め方がとても巧みで保護者の方や指導者も一度は見ておくべき映画だと思います(^ ^)ビリギャルのお母さんの娘を信じる気持ちや、塾の先生が言葉をとても大切にしているシーンは感動ものです!
コーチカーター
私のコーチング理論の中でも大切にしてるのが「人間性」についてです。卓越した指導者ほど競技以外を大切にします。というのも競技ができる時間は年間でとても短いからです。もちろん競技によりますが基本的には日常生活の方が圧倒的に長いのです。様々なメンタルコーチングやメンタルトレーニングを学ぶ中でこの人間性について明確に語られるものがありません。そこで極めて希少な価値観を提供してくれるのが「コーチ・カーター」です。弱小で問題児ばかりの高校を劇的に変えるお話です。ぜひご参考までに。
選手向け
イエスマン
さえない銀行マンが主人公の映画です。友達に誘われた自己啓発で全てをYESと答え続けることに。しかし、YESと答える中で人生が劇的に変化していくのですが・・・
アスリートの中には私が伝えたことを何の疑問も抱かずにYESと答える方がいます。その振る舞いを「素直さ」と私たちは捉えます。しかし、このリアルYESマンほど後々自分を苦境に立たせることが多いです。世の中のクレーマーなんかもこの種の人が多いと思います。スポーツの世界ほどイエスマンが輩出されやすいです。このイエスマンは有能な指導者の元では才能を開花できますが、指導者がいない場になるとまったく行動できない人に。。。そういった人って人生で本当の意味で幸せになれるとは私は思わないのです。だからこそ、イエスマンっぽい人には是非ともお勧めしてあげてください!
インサイドヘッド
人の感情を上手に可視化した作品。喜怒哀楽がある中で私たちは無意識にポジティブな感情とネガティヴな感情を切り分けて考えてしまいます。しかし、感情の良し悪しなんて本当はないんです。その事を伝えてくれる映画です。
この作品を通じて心を自由に扱う感覚が養えると思っています。さらには感情が存在する意味すら理解できると思います。
上級編
インターステラー
ここからは上級者向けの作品です。未来をどう描くかで現在が変わり、過去の捉え方が変わります。説明が本当に簡単ではないのでご覧になった方はお知らせください。一緒に語り合いましょう!笑
マトリックス
もし皆さんが感じている現実が夢だとしたらどう思いますか?そして夢が現実だとしたらどう思いますか?イメージできれば全てが現実になる。そんな話を私はよくするのですがそれを理解する上で理解しやすい映画です!こちらの映画も読み解くのは至難の技だと思いますがご理解いただけた方は語り合いましょう!笑
インセプション
こちらの映画も現実と夢の話です。どちらかと言えば、思い込みのフタ(セルフイメージ)を理解する上で「経験」が大きな影響力を持っています。私のメソッドを理解する上でこちらの映画をご覧いただけるとより理解が進むと思います!
プロコーチになるなら
神様はバリにいる
プロとして活躍したいメンタルコーチほどお金に対して誤った思い込みが植え付けられているケースが多いです。その上で実在するお金持ちを話を取り上げたのがこの映画。この映画でお金の価値観が大きく変わると思います。
マネーボール
私はメンタルコーチでありながらデータアナリストとして側面があります。というのも、メンタルを可視化出来ないからこそ目に見えるデータを大切にしています。もちろん、データが全てではないのですがデータによって選手の思い込みのフタを外す気かっけにもなります。その上で、マネーボールのデータ野球の考え方は参考になると思います。
おわりに・・・
いかがでしたでしょうか?まだまだご紹介したい映画は沢山あるのですがこの辺りで止めておきます。私はこのような形でメンタルの勉強で必要な事を映画から学ぶ重要性を伝えております。その方が的確に伝えることができるからです。ぜひ、参考にして頂けたら幸いです。
最後に、
セッション
この映画に出てくる教師がいますが、絶対に真似をしてはいけない事例として載せておきます。しかし、この映画、めっちゃ面白いです。。。笑