スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。
今日も数あるブログの中から
お越しいただきましてありがとうございます。
今回お伝えしたいテーマは
「子供達の接し方をかえることでメンタルを高める【前提条件を変える】」になります。
こんな方にお読み頂ければと思い
言葉を綴りました。
- 指導してても子供が変わらないと悩む方
- いつもネガティブな子供をなんとかしたい
- チャレンジできない子供をなんとかしたい
1、子供に対してレッテルを貼るから…
過去に、
指導の現場を見に様々な高校や大学、
さらにトップチームの見学を行いました。
その中で必ずと言って良いほど、
指導者が選手の評価について話してくれます。
すると、
結果が出せてないチームの指導者ほど、
こんな話をしてくれます。
それが、
「こいつらダメなんだよね・・・」
です。
現実的に、
そして客観的に、
そしてそして過去との比較で導き出される答えに私は頷くしかありません。
何校もみると、
さすがに結果が出ない指導者ほど、
前提条件が違うんだなと思うばかりです。
つまり、
「ダメ」というレッテルを貼ることで前提条件が出来上がります。
こうした前提条件を作り出すことで、
多くの指導者は損をしていることに気付いてないと思ってます。
言ってしまえば、
「選手がダメでなく指導者の前提条件がダメ」と言っても過言ではないと思ってます。
2、前提条件を変える
だからこそ、
前提条件を変えることがポイントなんです。
その上で非常に素晴らしい心理学の研究があります。
それが「ピグマリオン効果」です。
教育心理学における心理的行動の1つで、教師の期待によって学習者の成績が向上することである。 別名、教師期待効果(きょうしきたいこうか)、ローゼンタール効果(ローゼンタールこうか)などとも呼ばれている。
参照・ウィキペディア
つまり、
人は期待されると期待通りの結果を出す、
それをピグマリオン効果と言われてます。
逆に、
人は期待されないと結果を出せないことを
ゴーレム効果といいます。
なんとも恐ろしい実験結果ですよね。
どんな子にも
可能性しかないはずなのに、
ダメというレッテルを貼ることで
現実的になりすぎて可能性のフタをするのです。
これは本当にもったいないことです。
だからこそ前提条件を変えることが大切なんです。
たとえ今ダメでもダメとは思わず、
可能性や伸び代に目を向けられたら如何でしょうか?
どんな選手にも
素晴らしい一面があるはずです。
一芸に秀でるものは多芸に通じる
といいますが、
長所をどんどん伸ばしてあげることが
私はとても大切だと思ってます。
3、指導者自身が変わることに積極的になる
最後に伝えないいけないのが
この表題です。
最後にポジティブアスキングをお伝えして
終わりたいと思います。
選手を変えようとしすぎて
自分は変わる努力をしてますか?
どんな指導者でも完璧な人っているのでしょうか?
変わる努力を怠らない指導者は選手からどんな目で見てもらえるでしょうか?
最後までお読みいただきましてありがとうございます!