目標設定は60%ぐらいの気持ちがいいのか!?【マクルランド理論】

心理学の研究で
マクルランド理論があります。

ハーバード大学の心理学者デビッド・マクルランド博士はハーバードの学生を被験者にしてたくさんのグループに分け、輪投げをやらせた。その際、ルールを一つだけ設けた。「的までの距離は自由に設定していい」というルールである。そして博士は学生のしぐさ、態度、目つき等をつぶさに観察し、どのグループが輪投げに真剣に取り組んでくれるかを見て、以下の結論を得た。それは「5回のトライで3回入る距離に的を置いたグループが最も真剣に輪投げに取り組んでくれた」という事実である。

つまり、達成確率60%はやる気を最高レベルに引き上げてくれるのだ。それより達成確率が低ければ「これは難しい!」と考えてしまいやる気が高まらない。60%よりも達成確率が高ければ手抜きをしても達成できるから、やはりモチベーションが上がらない。

引用・「児玉光雄のスポーツの急速上達を身につける本」

指導者の方とお会いすると、
『まずは小さな目標から!』
とお話しされる方がいます。

そいう方のチームほど、
あまり強くないチームです。

よくありがちな目標が
「ベスト4」とか・・・
「都大会進出」とか・・・

そういった目標を
私は否定はしません。

しかし!

この目標で
本当にワクワクするのか?
そこに疑問しかありません。

スポーツ心理学の巨匠、
児玉先生の本から引用ですが、
60%くらいの目標がいいようです。

私としては、
あまり60%にこだわるのは
好きにはなれません。

そんな数値にこだわるよりも、
思いっきりワクワクすることを
目標にした方がいいです。

脳の仕組みでも
それは証明済みです。

私たちの脳は
「好き!」と思えることについて
脳内ではやる気を促す「ドーパミン」が
分泌されることがわかってます。

つまり、
60%の達成率うんぬんではなく、
「やりたくてしょうがない!」
という気持ちの方が大切だと思ってます。

むかしから
こんな諺がありますが、

好きこそ物の上手なれ

とっても大事な言葉です。

それでは最後に、
ポジティブアスキングをお伝えします。

指導している選手たちの
やる気を引き出すためにも、

彼らがワクワクするような
目標を設定できてますか?

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