勝った理由は誰もが考えてそうなので、「負けなかった理由」を考えてみた。
メンタルとか個人の能力とかも排除して抽象度を高めていくと気付けることが2つ。
5人の交代枠とVAR。ルール変更が味方していると感じている。
それを踏まえた森保監督の戦略or戦術。相手が肉体的に疲れた後半戦で勝負をした。疲れたところでフレッシュで足の速い選手を入れて相手を撹乱させた。5人の交代枠を上手に活用した。
VARは今まであった判定による失点や得点の確立が高まった。審判がよりテレビゲームに近い審判となったことで強豪国に対する審判のバイアスが減った。より精密なジャッジによって今まであった疑惑の判定がなくなった。
となると、出来る限り2列目で相手をシッカリとブロックする事で危険なゾーンに入れないことが疑惑の判定を無くし、負けない理由になる。当然だけど、シュート打たせなければ負けない。
別の事例で置き換えると、バスケ。今までは高さで負けていた。高さで勝負しない。インサイドを捨てる代わりにアウトサイドでのマッチアップで負けない戦略を取ってきた。徹底的に中に入れない作戦で東京オリンピックで女子が銀メダルを取った。
スポーツで勝つためにはまずは負けないところを見つける。真っ向に挑んでも負けてしまう所で勝とうとしないことだ。
こういった視点を持つことがとっても大事です。指導者は特に抽象度高くいきましょう。