障がいを抱えるアスリートのサポートを通じて興味を持った一冊。身体におけるハンデキャップの方とは何人もお会いしてきたけれども、目が見えない、耳が聞こえない方は20代の頃に体験で視覚障がい者のマラソンに伴走体験をして以来でした。
文字通り、見える世界が違う。むしろ、見えてない。先天的に視野を失ったのか?後天的に失ったかでイメージすらも出来たり出来なかったりする。
その上で体を動かし、競技と取り組む中でどんな事を意識しているのか?とても参考になった。
何よりも、私たちは言葉を通じてコミュニケーションをとっているが、同じイメージを共有できてるからこそ出来る手段。
競技レベルが高くなると技術は言語化出来なくなると話している。その点も本書で腑に落ちる。