#1 知識だけ知ってる人になってませんか?

こんにちは。スポーツメンタルコーチの鈴木颯人です。今日は第1部になります。全五回の内容です。お付き合いよろしくお願いします。まずは簡単な自己紹介をさせてください。

 

スポーツメンタルコーチとしてアマチュア選手をはじめ、プロアスリートやオリンピックに出る選手のメンタル面を支える仕事を2011年からしております。年間で1000人以上のアスリートと出会う中で、上手くいく選手とそうでない選手の違いを脳科学、心理学、スポーツ科学などを交えたスポーツメンタルコーチングをアスリートに提供する仕事をメインにしています。また、スポーツメンタルコーチを志す方にむけて資格講座を開催したり、オンラインでも学べるスポーツメンタルを学べる学校・spaceを2019年より開校し学長を務めています。

私の活動の中でも、得に今力をいれているのがスポーツメンタルを学ぶ学校・spaceです。どうしてSpaceを作ったのか?どんな人達に受けて欲しいのか?についてお伝えします。

Spaceを作った理由は「スポーツメンタルを学びたいけど、学ぶことができない人を救いたい」という想いがありました。アスリートだけでなく指導者だったり親御さんだったりトレーナーさんだったり、栄養士だったり、いろいろなアスリートを支える人達と出会いました。そういった人達から「スポーツメンタルにすごく興味を持っている」話を聞く機会が多かったのです。しかし、「時間がない」とか「学ぶのに遠い」とか、「予定が合わない」、さらには「お金がない」などの理由から学べない人が多いことに気づいたのです。そういった人たちの気持ちに応えるために、オンライン上で学べる仕組みとして、spaceを作りました。

普通のオンライン講義とは違い、双方向のコミュニケーションが出来るのがspaceの魅力です。細かな説明は追々お伝えしますね。今日は、spaceで学んで欲しい理由をお伝えしたと思います。

まず大前提として、私達日本人は諸国の先進国に比べると圧倒的に勉強時間が少ないということが分かっています。例えばスウェーデン、ニュージーランド、ドイツ、ノルウェー、そういった先進国がある中で、ほとんどの国々が50%に達している訳なのです。一方の日本はなんと4.6%という、これは短期高等教育機関への入学者の割合というものがあるのですが、たったの4.6%にしか達していないということが分かっています。

特に指導者は勉強していないことがわかります。勉強している人もいると思いますが、諸外国に比べたら圧倒的に少ないのです。勉強していると思ったらそれは「井の中の蛙大海を知らず」です。しかし、ちょっと言い換えると、「勉強すれば日本で早く結果を残すことができる」と言い換えることもできます。ただ、どこで学んだら良いのか、どういったところで学んだら良いのかと、そこで悩まれる方が多いと思います。大学に通うのにも、時間とお金が圧倒的にかかります。もっと実践的なことを学びたいと思っても、資格講座やスクールばかりで、忙しい指導者にとっては時間の確保がほぼ厳しいと思います。そこで私はもっと気軽に学べるスポーツメンタルプログラムを用意したSpaceというものをオンライン上で作ったのです。

ただ、こういったデータをお見せして日本人は勉強していないと伝えるのは一方的な話ですよね。学んでいる人達は世の中にたくさんいると思います。ひょっとしたら、私よりも知識が豊富な人だっていると思います。私自身、セミナー中に講義しているなかで話を遮られたことがあります。その方は、自分が持っている知識を私に伝えてくれました。しかし、その人は何をしている人だったのか?結果を出している人だったのか?実は普通の学校の先生でした。

この経験から私は気付きました。知識を知恵に変えることができてない人がいることを。

では学んでいるけれど結果に結びつかない、それは何故なのでしょうか?実際に皆さんが得た情報、知識というものが知恵に変わっていない可能性があります。情報とか知識というものは価値という基準で考えた時に必ずしも高いものではないのです。重要なのは知識や情報というものを知恵に変えていくという過程が必要になってきます。知識をちゃんと会得した状態になれば数多くの指導者が活躍できるのです。もちろん、結果も生まれやすいはずです。日本が諸外国に遅れを取らず様々な競技で結果を出すことだって夢ではないと思います。

しかし、現実は多くの人達が知識や情報だけを知っている状態のままです。そしてその情報を自分で活かすことができていないのです。言ってしまえば体に良い食べ物を知っていながらも、必ずしも自分が健康的な人間とは限らない訳です。結果を残すトレーニング方法を知っているからと言って、必ずしも結果を残しているとも限らないのです。知っていても、実践できていなければそれは知っているとは言えないのです。

だからこそ、この知識、情報というものを私はスポーツメンタルプログラムを通じて伝えたいのです。ただ、一方的に伝えようとはしたくありません。もちろん情報や知識を伝えるのですが、それらが一人一人にとって知恵に変わるようにお手伝いしていきたいのです。スポーツメンタルを学ぶ学校:spaceは普通のオンラインや通信の学校ではないのです。一方的なコミュニケーションではなく、お互いにコミュニケーションを取りながらそして一人一人の学びに合わせて習得できるようなカリキュラムを提供しています。

では、知識を知恵に変えていくために具体的にどんな行動が必要になってくるのか?どうしたら知識や情報というものが価値あるものに変容していくのか?それについては次回お伝えできればなと思います。最後までお読みいただきまして有難うございました。

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